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漢方外来

新型コロナ後遺症外来始めました

方治療は、「病気の治療はうまくいったのに体調が悪い」、「一般的治 療が続けられない」「苦痛な症状があるのに異常がないと言われた」、
「きちんと治療しているのにあまりよくならない」など、何か症状のある方が対象です。当院の漢方外来では、主に3つの取り組みをしています。

  • 未病治療
    未病は病気ではないが健康でもない状態をいいます。その中で、冷え、めまい、動悸、だるさなど自覚症状があるものは、漢方医学的なアプローチが勧められます。
  • 慢性疾患治療
    漢方医学では、同じ病気でも、個々の方の体質・体調的な条件で治療が変わります。漢方薬の併用で体調も改善することが期待できます。
  • がんサポート
    がんの補完・緩和的な治療を行います。主治医外来を継続しながら御受診ください。
  • 新型コロナ後遺症外来
    新型コロナウイルス感染後、倦怠感、微熱、咳や呼吸の苦しさ、味覚・嗅覚障害や、食欲不振、不安感など、その後も苦痛な症状が長期間続き、悩まれている方のための外来です。

    【対象】
    新型コロナウイルス感染症と診断された方で、療養(隔離)終了後4週間経過しても何かしらの症状で悩まれている方

    【治療について】
    漢方医の診察による、漢方薬を中心とした治療をおこないます。
    必要に応じて、検査、一般薬の処方もおこない、患者さん個々に対応してまいります。 (他院でのデータをお持ちの方は御持参お願いします)

    漢方治療の特徴としては、基本的には体調を整えるような治療であるため、病後の倦怠感などの体調不良、複数の症状で困っている、検査で異常はないが嫌な症状が続く、西洋医学の薬を飲んでも効かない、といった場合などに効果が期待されます。
    また、以前、漢方治療を受けたが効果がみられなかった方も、一度であきらめず、御自身に合う薬が見つかるまで(漢方的診察が必要)、治療を継続することをおすすめします。

金子明代

担当医:金子明代

略 歴:
日本東洋医学会漢方認定医・内科医
東京大学医学系研究科漢方生体防御機能学講座
千葉大学柏の葉診療所(漢方の診療所)
福島県立医科大学会津医療センター漢方医学講座講師を経て
帯津三敬病院にて緩和ケア、漢方診療を担当し
2017年4月より横浜石心会病院常勤医

受診(予約)方法について

2017年4月より漢方外来が始まりました。保険診療にて漢方治療を受けられます。

漢方外来の特色

女性医師による予約制の外来です。
エキス剤に加え、煎じ薬処方が可能です。ともに保険処方いたします。 お困りの症状がある方は、お気軽に漢方外来にご相談ください。
お電話でご予約を受け付けております。

漢方外来とは

漢方薬で治療する外来です。
漢方薬は、複数の生薬(多くは薬用植物の乾燥したもの)を組み合わせた薬で煎じ薬(自分で煎じる)とエキス剤(煎じたものを乾燥して顆粒にしたもの)があります。
複数の薬効をもっているため、一般の薬と違う効き方をします。

下記症状の方は漢方外来をお勧めします。

  • 苦痛な症状があっても、病院では問題ないといわれた
  • 虚弱体質、体力低下(風邪をひきやすい、慢性疾患やがんなどに伴うものなど)
  • 月経周期に伴う症状、更年期症状
  • 体質が影響する疾患(アトピー性皮膚炎、乾癬など)
  • 加齢による症状(関節痛、夜間頻尿、むくみなど)
  • 冷えで悪化する症状(頭痛、腹痛、関節痛など)
  • 多くの症状がある(疲れやすい、頭痛、めまい、動悸など)
  • ストレスによる症状
  • 一般的治療が副作用で続けられない
  • 一般的治療をしても症状が残っている
  • その他

漢方外来の流れ(初めての診療)

漢方問診表の記入(約10~15分要します)

診察
1)問診(お困りの症状と現在の体調についてお聞きします)
2)漢方的診察(脈診、舌診、腹診など)

個々の患者様に合わせた漢方薬の処方

※普段飲んでいるお薬は続けたままでご受診ください。
※他科受診が必要とされると判断できる場合は、その都度説明させていただきますので、お気軽にご相談ください。

診療担当表

  曜日 曜日 曜日 曜日 曜日 曜日 曜日
午前 金子
午後 金子
夕方

※予約外来となりますので事前に予約をお取り下さい。

赤字は女性医師となります。

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